引用:堺市
上神谷(にわだに)という言葉を聞いたことがありますでしょうか。かつて堺には上神谷村がありました。今の堺市南区内のエリアです。
ハーベストの丘の近くに、鉢ケ峯寺がありますが、なんとこの場所に、鳳凰に姿を変えた天照大神が降臨されたという言い伝えがあるんです。
あの天照大神がですよ。
天照大神を復習しましょう。
日本国民の総氏神とされる神様で、イザナギとイザナミを両親にもち、ツクヨミとスサノオを兄弟に持つ、太陽神です。めっちゃ有名な神様ですね。
天照大神を祀る神社の総本山は、伊勢神宮です。
凄いですね。今でも蛍が見られるこの地域で、自然が残っている落ち着いた場所で、そんな過去があったなんて。
社が造られた
天照大神が降臨した跡を祀るために、社が造られました。今の鉢ケ峯寺の敷地内にある国神社です。今は国神社は近くにある櫻井神社に合祀されており、鳳凰が降臨した石は櫻井神社にあります。
大阪府指定無形民族文化財の「上神谷のこおどり」は、櫻井神社で行われておりますが、元々は国神社のお祭りでした。
ここでは、歴史や言い伝えの詳細については言及しませんが(というか複雑すぎて理解が追い付きませ)、なんか古代のロマンを感じましたので、紹介いたしました。
日本酒「上神谷」の完成
先日(2018年4月)、上神谷米を使用した日本酒「上神谷」が販売されましたね。定年退職した方々で開発されたとのことです。
上神谷のエリアは、蛍が見られるくらい綺麗な水が流れていて、粘土質の土壌がコメ作りに向いているようで、上神谷米という地元米(酒米)が作られているようです。
知りませんでした。
天照大神に由縁があるお酒、とても興味があります。
0 件のコメント :
コメントを投稿