堺市に1年住んでみて、堺市の住みやすさについて考えてみたよ



このブログのタイトルに「なかもず」とあるように、私は広い堺市のなかで北側に住んでいます。

そのため主な生活圏は北区周辺になりますが、引っ越し後も不動産めぐりをしたりと、堺市をくまなくとはいいませんが、結構な場所に足を運びました。



そういった経験から、堺市って住みやすい街なのか、どんな人にとって住みたい街なのか振り返ってみます。

こんな人には堺市はあっているのでは?

堺市は政令指定都市だけあって広いため、北側と南側でざくっと2分して考えてみました。

人口という点での大きな特徴は、誤解をおそれず言うと、北側は会社がマンションを借りていることも多く転勤族が多く住んでいますし、小さい子供がいる家族が増えています。教育熱心なママが多く集まります。

一方南側は高齢化が進んでいますが、新築戸建の家の建築ラッシュが進んでいます。

さてさて。

北側にあっているのはこんな人ではないでしょうか。

  • 繁華街にすぐ行けて、そこそこ周りに自然が残っていて、近所に必要な店がそろっていてほしいと思っている人
  • 田舎すぎるのは困るけど、都会すぎるのも困ると思っている人
  • 子供のことも含めて基本的な生活のことは自転車移動でなんとかなってほしい人


次に南側があっている人はこんな人ではないでしょうか。

  • 会社までの通勤時間より、広くて大きい家に住むことが大切と思っている人
  • 多少不便でもいいので、自然あふれる中で常識的な値段で購入できる大きな戸建に住みたいと思っている人
  • たまには都心に出ようと思う距離で、車の交通量が少なく安心して子供を外で遊ばすことができ、自然のなかで子育てしたいと思っている人

不動産屋がよく使う評価軸で見てみましょう

堺市の各地域の詳細な情報は不動産屋のサイトに譲りますが、完璧な街が世界にないように、小さいことを気にしだしたらキリがありませんので、こちらもざっくりと評価してみます。

交通の便はいいの?

北側はほぼ問題ないでしょう。関西で住みたい街ランキングで上位にランクインする街を私はよく知っています。住んだこともある街もありますが、そういった街より便利だと感じます。

中百舌鳥から天王寺まで15分程度でつきますので、繁華街へのアクセスはよいです。また、難波までも17分程度です。

中百舌鳥駅や堺市駅、堺東駅あたりに住んでいれば、地下鉄、JR、南海が南北に通っており、使い分けをすることができる贅沢さがあります。

またそれらの駅近くには物件も多く、駅まで徒歩圏の物件も多く市場に出ます。

一方南側は基本泉北高速鉄道一択です。
北側は坂もほとんどなく、自転車で最寄り駅までいけますが、南側は坂も多く、駅から遠いところに家があることも多く、駅までバスという人も多くいます。そのため、便はよくありません。

買い物は便利?

これも北側に住んでいる人は特に不便を感じることはないでしょう。
スーパーの数は多いですし、コンビニも多い。ホームセンター、家電量販店、ドラックストア、ファーストファッションの店も普通に近所にあります。

イオンモールは2つもありますし、全然自転車で行けるというご家庭も多くあることでしょう。イオン以外のショッピングモールも多数あります。

現在、堺東駅前開発が進んでおり、ますます便利になることでしょう。
2017年7月31日をもって阪急デパートの撤退は決定しておりますが、高島屋が2つあります。

南側では、駅前でないとお店があまりない印象があります。そして駅に行くには車がないと不便だと思います。現に駅前の商業施設の駐車場は平日に行っても、意外にも多くの車がとまっている印象を受けます。

医療が充実してる?

医療技術という点はよくわかりませんが、堺市は全体的に病院の数が多いようです。
全国的に見ても、一人当たりの病院の数は多いです。

私は北区近辺に住んでいますが、眼科や小児科のような専門病院も、どこにいこうか迷うくらい多くあります。

保育園・教育は充実している?

よく待機児童が社会的に問題になりますが、堺市はその点はとても優秀で、待機児童の数は10人未満です。少し北区が他の区に比べて多いですが、それは最近北区に小さい子供を持つご家族が多く越してきているからだと思います。

保育園や幼稚園では、積極的に園庭解放されています、マイ保育園の制度があります。

また、教育も北側では金岡小学校や三国丘高校など、大阪全域でみてもブランド化している学校さえあります。堺市は全体的に子供の教育に力を入れているように感じられます。

ネットで熱心に調べてみると、部落の問題とか、団地が多くあることによる教育問題などを目にすることがあります。

これは不動産屋や堺の南側にも北側にも住んだことのある人の話になりますが、昔は確かにそういったこともあったようだが、最近はそうでもないのでは、とのことです。

一部そういった問題が残っているところがあったとしても、殆どは心配はいらないのではないでしょうか。


また、小さい子供向けの屋内施設も、ほどほどにあるのは、とても助かります。
暑い日や雨の日に心強いです。

公園や公共施設が充実している?

私は、大泉緑地は都市型公園としては日本のトップ5に入る素晴らしい公園じゃないかと思っています。自転車で公園に入りづらいのがたまに傷ですが。

他にも大泉緑地公園並に広くて緑が多くあり、子供が遊ぶ遊具もあり、バーベキューも出来るところもあるような公園は、堺市には一杯あります。

しかも点々とありますので、わざわざ自動車でいかなくても、自転車でも十分それらの公園にいけます。

現に、我が家では、大泉緑地、大仙公園、金岡公園は自転車でよく行って楽しんでいます。


また、我が家はよく図書館を利用します。私が本好きというのもありますが、子供の絵本を借りるために結構利用させてもらっています。

堺市の図書館のいい所は、借りたところに返却しなくてもいいという点です。たまには遠い図書館に行って気になる本を借りて、返却は家の近くの図書館なんてこともできます。

堺市にはまんべんなく図書館があります。各区に一つはあり、全部で14個あります。

それと夏になるとプールですよね。
市民プールも十分な数ありますので、人でギュウギュウのプールという心配はないでしょう。
少なくとも我が家はそういったプールに出くわしたことありません。

安心・安全に暮らせる?

治安がどうなの?と気になるかもしれません。
確かにあまり治安がよくない所の噂はちらほら耳にしますが、それは最近の噂というより、昔からある噂が今も語り継がれているという部分も多分にもあるようですので、そこまで治安については気にしなくてもいいと個人的には思います。

夜になると人通りは少なくなります。決して夜道は十分に明るいとは言えませんが、まあこんなもんよね普通はというくらいです。

道について少し言及すると、とても道幅は広く整備もされておりますので、小さいお子さんや高齢者の方も歩きやすいと思います。

南側は道の状態がよくない所がたまに目につきますが、今後堺市が予算をつんで補修することが決まってます。

若い人って集まってるの?

子供がいるご家庭は、小学校や中学校に子供を通わす際は、どうせなら多くの同級生がいるほうがよいとお考えのママもいるかもしれません。

特に最近は少子化で、昔は小学校で1学年6クラスあったのに、たった20年で2クラスや1クラスまで減ったなんて話は、多くの都市部で聞かれる話です。

堺市では、エリアによって子供が増えているところと減っているところがはっきりしています。

多くの同級生を子供に作らせたいとお考えなら、中百舌鳥や三国ヶ丘近辺、鳳近辺がよいでしょう。一方、南側は子供の数は減少の一途になっています。

お祭りってあるの?

堺市ではふとん太鼓が有名です。特に百舌鳥八幡宮のふとん太鼓は最大級のふとん太鼓のお祭りです。
もちろん、近所の公園でも自治体のお祭りも多く行われています。

鳳では、だんじり祭りが盛んです。大鳥神社のだんじり祭りは、岸和田のだんじり祭りに次ぐ規模といわれています。

子供は露店大好きではないですか?私もいまだに大好きです。なんでしょう。あの雰囲気がいいんですよね。

何度も露店に行けるなんて、露店好きには最高ですね。
夏祭り、秋祭りだけでなく、先に触れた大きな公園や神社などで、定期的に参加自体は無料の色々なイベントがやっておりますので、飽きません。

車は必要?

さすがに東京のように、公共交通機関が異常に発展していませんので、すべて自転車と公共交通機関というのは難しいです。

普通に生活する分には、北側でしたら自転車で事足りるという人も多いでしょう。

しかし、道の駅に新鮮な野菜を買いに行くとか、りんくうプレミアムアウトレットに行くとか、ハーベストの丘に行くとか、少し遠征をするような場合は、車があるととても助かります。

ただし、北側に住まれているなら必ずし所購入する必要はないと思います。なぜならカーシェアが充実しているからです。

なかもず駅周辺は、カーシェアの車が何台あるのかというくらい用意されています。

カーシェアは便利ですよ。2分もあれば予約できますし、空きがあればいつでも好きな時に利用できますし。

一方、南側はカーシェアが充実しておりませんし、日常の生活を考えても車は1家に1台はあったほうがよいでしょう。

道の混雑具合ですが、重度の渋滞にはあまり出くわしたことがありませんし、道も広く走りやすい街ですので、運転が苦手の人にも優しい交通事情です。


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