2017年度において仕事を除き観光目的で、市外から堺市に観光に来られた方が1,055万人となり、調査を開始して以来、初めて1,000万人を超えました。
もちろん一人一人を把握できるわけもないので推測値となっています。
算出方法は、電車等の利用者数や各種施設で実施したアンケート等の結果から推計しているとのことです。
本当にそんなに市外から観光客が来ているのか、という実感はあまりありませんが、一つだけ明るい点があるとすれば、それは推計値が増えているということです。
この発表は、推計値の正しさというよりも、傾向を把握することが重要だと思います。
世界遺産登録に向けて機運をあげていこうとしている堺市にとって、この発表も機運をあげるのに貢献してくれたことでしょう。
他の県や市の観光客はどれくらいなのでしょうか。
だいたいの規模感をご紹介いたします。
京都府 :5500万人
奈良県 :4400万人
和歌山県:3500万人
名古屋市:4700万人
神戸市 :2200万人
各行政単位で調査され発表されている推計値ですが、行政によって集計方法や数字の計上方法などが異なるため、単純に比較することができませんし、そもそもの集計方法に限界があるらしく、実態をどこまで反映できているかは微妙なようです。
堺市の観光客数は神戸市の半分くらいですね、という比較はあまり意味がないようですので、やはりこれからこの推計値が増えていることを期待したいと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿