2018年11月の1週目と2週目の土日に、平成30年秋季堺文化財特別公開が開催されます。
恒例となったこちらのイベントは、毎年初公開の内容があり、歴史好きの人にはたまらないイベントとなっているかと思います。
内容もりだくさんですので、詳細は公式ホームページに譲り、こちらでは初公開の内容のみにスポットライトをあてて紹介したいと思います。
初公開1つ目
福成寺にある「涅槃図」と「ご本尊」がこの度初公開となります。福成寺の八相涅槃図は、堺市最古で最大級で、1515年に制作されたとのことです。
ですので約500年も昔のものとなりますね。
御本尊は、清涼寺式と呼ばれる釈迦如来像となっています。
創建より470年もの間安置され、堺市で最古の清涼寺式釈迦如来立像となります。
清凉寺式って何?ですが、京都市にある清凉寺の本尊と同様の特徴がある仏像をそう呼ぶようです。
初公開2つ目
堺市にある鉄砲鍛冶屋敷の座敷エリアがこの度初公開となります。こちらの鉄砲鍛冶屋敷は、江戸時代初期のものとしては、日本で唯一となります。
普段は、未公開の場所がこの度、初お目見となります。
初公開3つ目
顕本寺ゆかりの隆達節四首が記された掛軸が初公開となります。“隆達節”は江戸初期の流行歌です。顕本寺の僧隆達が創り広めた小唄のことです。
”隆達節”の生みの親は堺の高三隆達で、顕彰碑が顕本寺にございます。
小唄が好きな人には、ご存知の方ですね。
▼日時
2018年11月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)
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