チョーヤの梅で育ったブランド牛「大阪ウメビーフ」の農場は、なんと堺市の「住宅街」の中に


引用:チョーヤ酒造

大阪には、実は三田牛や松阪牛のようなブランド牛がいるのをご存知でしたでしょうか。しかもそのうちの一つは、なんと堺市に農場があるんです。


大阪府には、「大阪ウメビーフ」「なにわ黒牛」と2つのブランド牛があります。
「大阪ウメビーフ」はなんと堺市に農場があります。しかもその場所はなんと普通の住宅街の中にです。

こちらの写真をご覧ください。普通の住宅街の一角に農場(日野農場)はございます。
しかも隣接しているのは一般のマンションときています。





なぜこんな場所に?

なぜこんな住宅街の真ん中に農場があるのか不思議です。

どうも調べてみると、農場ができたのが先みたいですね。
農場ができたとき、周りは田んぼや畑しかなかったようですが、その後土地開発が続き今の姿になったとのことです。

実際に足を運べば分かりますが、牛の臭いなんてしません。まず、ぷーんと臭うな、なんてことはありません。

その秘密はなんでしょうか。


梅を食べて育った牛

ウメビーフいうくらいなので、食料にが使用されています。

肉牛の飼料にはトウモロコシが60%以上含まれるが一般的だそうですが、ウメビーフでは20%にもなりません。

梅を飼料として使用することで、臭いが殆どしなくなるとのことです。

梅に含まれる繊維によって、整腸作用がよくなることも臭いにはいいようです。


チョーヤ梅酒の梅を使用

なぜ梅を飼料に使用するようになったのかというと、梅酒で有名なチョーヤが梅酒を作った後の、梅の廃棄コストに頭を悩ましており、何か再利用できないかと考えていた際に、牛の飼料にと、いう話があったことがきっかけになったようです。

そうなんです。
大阪のブランド牛「大阪ウメビーフ」は、チョーヤ梅酒の梅をもりもり食べて大きく育っているのです。

味は?

平成15年5月9日付で商標登録された「大阪ウメビーフ」を私は食べたことがありませんので、脂っぽさはまるで無く、ジューシーな上に後味がさっぱりしているようです。

さすがに梅っぽさはないようですが、あっさり食べられるようなので、年齢を重ねて霜降り肉を食べるのがつらくなった人にも良さそうです。

▼日野農園



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