大阪府堺市で2017年(H29年)の、火災状況と救急状況が発表されました。
正直、堺市でこんなに火災が発生し救急車が出動されているなんて知りませんでした。
火災状況
火災の発生件数は250件でした。うち建物火災が180件、車両火災が22件です。なお、H28年の火災件数は188件でしたので、62件増えたことになります。
火災による死亡者は12名と昨年度より8名も増えました。
ちなみに、火災による損害額は2.8億円と試算されています。
火災の原因
火災を引き起こした原因です。原因の多い5つが発表されています。1位は放火で54件です。
2位はこんろ(料理)で、31件です。
3位はたばこで20件です。
4位は老朽化などによる電灯・電話などの配線のショートで、14件です。
4位は電気機器で14件です。
一番多い理由が放火というのは、とても残念です。
ちなみにH28年の火災の原因の1位は放火でしたが34件でした。
2017年(H29年)は放火件数が20件(+60%)も増えたことになります。
救急状況
救急車の出動回数は、55,343件でした。1日平均約152件出動したことになります。9分30秒に1件の割合です。
本当に必要な出動であれば問題ないのですが、安易な救急車の利用が多分に含まれていないかと思わざるを得ない回数です。
なお、搬送人員は49,466 人でした。
1日平均約136人に搬送されたことになります。
65歳以上の高齢者の搬送割合は29,264人で全体の約59%となっています。
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