2018年夏猛烈な風となった「台風21号」の堺市の被害状況(住宅)が発表されました



2018年9月4日に関西を通過した台風21号のあの恐ろしさは忘れることができません。
猛烈な風に家の中にいても身の恐怖を感じるくらいでした。




もう多分あれ以上の台風を体験することはないんじゃないかと思うくらいです。

建物や街路樹、農作物、漁港などに大きな被害をもたらし、堺市では復旧支援策を打ち出しました。

先日、堺市より台風21号の被害認定状況(2018年12月28日時点)が発表されたのですが、その内容を見て驚きました。
あくまで市に申告があっり被害認定された件数なので、未申告分を含めると、被害数はもっと大きくなるんだと思われます。

住宅の被害状況です。

まず全壊が3棟もあるということです。全壊まで至らないが大規模な被害が出たのは4棟です。
あの強風で7棟が壊滅な被害を受けたという事実には衝撃を受けます。

また半壊に至ったのは57棟です。
そして、一部損壊(なんとか住める状態)はなんと5,639棟もあります。

確かに近所でも損壊している住居はちらほら目に入りましたし、台風通過から4か月経過した今でも、修理修繕が進んでいない住居も近所にはあります。

漁業の復興が進んでいない

これは行政の管轄や制度の問題だそうですが、漁業関係者への支援が行き届いていないようです。
漁業に必要な網や船のバッテリー、ひいては船等に被害が出ており、借金もできずいまだに漁に出れない漁師もいるようです。

農業については公的支援がなされたようですが、現時点で置き去りにされている感がぬぐえません。







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