堺市にはアメリカのバークレー市を含めて実は「３都市」と姉妹都市の締結をしています。中国の連雲港市とニュージーランドのウェリントン市です。
バークレー市に関連したアメリカのイベントはよく開催しているな、と思っていましたが、北区の図書館をでたところのポールに、姉妹都市ウェリントン市と書いてあってビックリ。
調べてみると合計3都市と締結しているんですね。
各都市について堺市のページを案内します。
もっと姉妹都市関連の市民が参加できるイベントを増やしてくれればいいのに、と思うばかりです。
そもそもなぜ兄弟ではなく姉妹なの？
ドイツ語やフランス語など西欧の言語を勉強したことがある人はピンとくると思いますが、実は名詞には男性名詞とか女性名詞という区別があります。
例えば、遅刻やアパートは男性名詞ですが、質問や行動は女性名詞です。
日本語や英語には無い概念なので最初は戸惑いますが、都市は「女性名詞」なので、姉妹都市なんですね。
ただ、姉妹っちゅうことはどっちが上か、みたいな話にならないよう、パートナー都市という言葉が使われることも増えているようです。
姉妹都市って何かメリットあるの？
せっかく姉妹都市なんだから、安く海外旅行いけたりお得に名産物を購入出来ればいいのですが、そういった恩恵はなさそうです。
メリットとしては、各都市の行政間での交流のほか、市民団体などの訪問交流、留学生（高校生）の派遣や受け入れなどがあります。
何にせよ、昔は国際交流の手段が限られていたため、こういった姉妹都市の位置づけは大切だったようですが、今はグローバル時代。新しい姉妹都市の姿が模索されているようです。
市民にもっと恩恵のある形になってくれるといいんですけどね。
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